まだ薄暗い部屋の外からザーザーと雨が激しく降り注ぐ音がする。 いつものように早起きのジョナサンは 誰よりも早く目覚め、カーテンを開けて外を眺めた。 (これはちょっと・・外にいけないや・・。 仕方ない、今日はみんなで計画表の組み直しといこう・・・。) 北海道に宿泊してから五日目が過ぎようとしている。 これは別にジョナサン達のプライベートの旅ではなく 今度の三泊四日の北海道の修学旅行の下見をするために 三兄弟が代表して(旅行委員長として) 三担任達と共に泊まっているのだった。 そして本来なら全てを四日で終え今頃自室で ゆっくりと寛いでる所だったが 担任たちに提出した計画表が受理されず まともなものが書けるまで追加宿泊になってしまったのだ。 本来なら不可能な事なのだが、ここはDIOの知り合いの 部下の経営する宿なので、そんな我侭も許される。 しかも宿泊費等がDIO持ちなのでジョナサン達も しぶしぶ納得せざるを得なかった。 (みんな元気かな・・・。) 浅い溜息を一つつくとカーテンを閉め、自分の布団だけを 丁寧にたたんでいく。あとの二人はまだ寝ているので 時間の許す限りは寝かせてあげようと、音を立てずに そろそろと行動した。 ジョナサンはテーブルに散乱したお菓子の袋を片付けながら 旅行雑誌を選んでいく。 だがあたりはまだ薄暗く本を読むのに適していないようなので、 音を小さくしてテレビでも見ようかとテレビの方に近づくと その近くに昨日まではおいてなかったこけしのような ものがあるのに気づきそれを手に取る。 それはハンドマイクより一回り小さいもので こけしにしては少し妙な形をしていた。 手触りも木製の感触ではなく柔らかいプラスチックの様な感触だ。 しかもプラスチックにしては少し重く 中に何か内蔵されているようだった。 不思議に思いつつも棚に戻すがバランスが悪く倒れてしまう。 こけしなのに変だなと思いながら手を伸ばすと底の方に スイッチのようなものがあるのを発見する。 そこには弱、中、強とかいてあり、なんだか判らないが 強さを調整できるらしい。 なんなのだろう、つい強い好奇心が働く。 スピーカーのような物がついていないので 音を鳴らすものではないらしい。 弱にしてちょっと動かしてみようか。 ドキドキしながら電源スイッチを探すが見当たらない。 不思議に思っていると突然ウィンウィンと音を出し まるで蛇の様ににくねくねと いきなり動き出すそれにジョナサンは 思わず悲鳴を上げて放り投げてしまった。 「カーズ様!?」 それと同時に隣で爆睡していたはずのジョセフがいきなり飛び起きて 変なことを叫びだしたので、ジョナサンは再度悲鳴を上げてしまう。 「・・・朝から盛り上がり・・・乙・・。」 ジョセフの隣で寝ていた承太郎から不機嫌そうな声が聞こえる。 二人とも完全に目が覚めてしまったようだ。 呪いのこけし事件 ※ここよりトークショーです。 ジョナサン 「二人ともおこしてごめんね、これがいきなり 妙な動きをするものだから・・・。」 ジョセフ 「ああ、このこけしもどきのことか・・・。」 承太郎 「・・・で・・なんだよこれ・・・。」 ジョナサン 「朝目が覚めたら床においてあったんだ。こけしっぽい デザインだからこけしかと思ったんだけど、 こけしにしては妙な形をしているし、バランスが 悪いし・・・変だなと思ってよく見てみたら スイッチがあるからつい・・・。 そしたら急にぶるぶる動き出して ついびっくりして・・なんか勝手に止まっちゃったけど。」 ジョセフ 「スイッチってこれのこと?おっ・・三段階あるんじゃん 男だったら「強」にしなきゃ!カチッとな★」 承太郎 「ばか・・止め・・・うわっ!!」 ジョナサン 「わァー!!動きが激しすぎるよ!!」 ジョセフ 「スゲー!荒ぶってる荒ぶってる!!ちょ・・・ この動き・・!鰻が暴れるよりスゲー!はい承太郎パス!」 承太郎 「いらねえ!!!てゆーか止めろ!!気味悪いな!!」 ジョセフ 「このスイッチ「切」がねーじゃん!どうすればいいの? じゃあ兄ちゃんパス!」 ジョナサン 「ええーー!?こ・・困るよ・・!うーん・・!そうだ! えいっ!・・・ふー・・これで一安心・・・。」 承太郎 「一安心て・・・布団かぶせて視界から消しただけじゃ・・・。 まー・・・切り方がわかんねーんじゃ、これしかねーけど・・。」 ジョセフ 「あーウィンウィンうるせーな・・・。音なんとかならねーかな。」 承太郎 「再度スイッチを入れたお前が言うな。 ところでウィンウィンで思い出したんだけどよ・・・。」 ジョナサン 「あ、ぼくもぼくも。」 ジョセフ 「なに?」 承太郎 「さっき叫んだカーズ様ってあのカーズの事か?」 ジョセフ 「????」 ジョナサン 「うん、僕もそうなのかなって・・・。」 ジョセフ 「え?は?なに?俺そんなこと言ったの!? うわーはずかぴー!」 ジョナサン 「まあ・・それはともかくこれは一体何なんだろうね。」 承太郎 「さあな、正体も気になるが、なぜこんなもんが ここにあったのかも気になるな、ジョセフの寝言くらいに。」 どうせくだらねーことなんだろうけどな、寝言位に。」 ジョセフ 「だから一番それについて気になっているのは 俺なの!そのことは触れないであげてくれない? あれ・・音が止まった・・・。もうめんどくせーから このまま布団の中に封印しておく?」 ジョナサン 「いや・・・それはまずいよ。ここにあるのを忘れて 誰かがふんずけて壊したりしたら持ち主に悪いもの。 取り合えず触れないようにどっかの片隅に置いておこうよ。」 ジョセフ 「(一番ふんずける可能性が高いの、兄ちゃんだと思うけど。) そんじゃあ・・・このわりばしで・・・。」 承太郎 「手でつかめよ。ウンコじゃあるめーし。」 ジョセフ 「またぶるぶるしたら嫌だもん。音うるせーし。」 ジョナサン 「本当に誰がこんな物をここに置いたんだろう。 旅館の人でもなさそうだし・・・。あとでDIO達にでも 聞いてみようか。」 承太郎 「まて、それはよくねぇ気がする。 聞かれたら訳を話すが、こっちから聞かねーほうがいい。 何でって言われたら、なんとなくとしかいえねーけど・・。 」 ジョナサン 「わかった、承太郎の勘はよくあたるもんね。ひょっとして 部屋を間違えた人が置いていったのかもしれないし。 本当に必要なものなら探して聞きまわってくるもんね。 じゃあこのこけしはひとまず保留にしよう。」 承太郎 「何のかんの言って結構おきてから時間もたっている だろうし、もうそろそろ飯の来る時間じゃねーか? とっとと片付けてしたくしちまおう。」 ジョセフ 「あ、俺売店いってコーヒー牛乳かってくるね。 三人分でいい?」 そして朝食後・・・・計画表作成中。 ジョナサン 「やっぱり名所は押さえておくべきだよ。」 ジョセフ 「いや、でも俺達若いんだぜ?もうちょっと刺激の ある所でも・・・。」 承太郎 「ここ、本当に必要か?北海道でなくても体験できるんじゃ ねーのか?よく考えた方がいいぜ。」 ジョセフ 「そんな硬いこといっていると、行くトコ少なくなるぜ?」 承太郎 「俺だって細かいこといいたくねーけど、DIO達に また駄目だし食らうのはごめんだぜ。」 DIO 「よんだか?」 ジョセフ 「わーー、承太郎がフラグ立てやがった!」 承太郎 「俺のせいにすんな!因みにおたくらのこと 誰もよんでねーから!」 DIO 「だろうな。だが俺達がお前らに用があったのは 間違いない、入るぞ。」 カーズ 「相変わらず菓子くさい部屋だな。どこの女子の 集まりだ。」 承太郎 「苦情ならバカ兄にいってくれ。」 ジョセフ 「皆だって食ってるじゃん!!男くさいよりはましだろ!」 ディオ 「・・・・・。」 ジョナサン 「ディオは何で黙っているの?」 ディオ 「・・・・黙っている?俺が黙っていると変か?それとも お邪魔します、入ってもよろしいでしょうかとでも 言わなきゃならないのか?」 ジョナサン 「なんでそんなけんか腰なの?何があったか知らないけど 生徒に当たらないで欲しいんだけど・・・。」 ジョセフ 「そうだよ。こんなにイケメン揃いのいい生徒なのに。」 DIO 「突っ込みたいところは沢山あるが、お前らと 漫才をするためにここに来てる訳ではないからな。 今日はどうせ雨だし、お前らがゴロゴロして時間を 無駄にしないように、一緒に計画を練りに来た。 ありがたく思え。異論はないな?あっても認めんがな。」 承太郎 「身も蓋もねーな・・・。」 DIO 「判ったらとっととテーブルを真ん中に持って来い。 菓子は邪魔だ、床に置くだのなんだのしろ。 そのテーブルの上の茶のセットもどかせ。」 ジョナサン 「お茶でも入れようかと思ったのに・・・。」 DIO 「俺達に茶はいらん。酒を持ってきた。」 ジョナサン 「何しに来たの!!生徒の部屋で飲むなんて非常識だよ!」 DIO 「飲むか飲まないかはお前らの態度による。 余り飲ませるような態度を取らん事だな。 自分で言うのもなんだが俺達は酒癖があまり 良くないからな。いつもより凶暴になるし 手癖も悪くなる。下手すれば昼飯代わりに お前らを全員食ってやることにもなるぞ。」 承太郎 「そんなに堪ってるなら歓楽街にいきゃあいいだろ!」 DIO 「そういうませた態度が俺達に酒を勧める要因の一つになると 頭の中によく叩き込んでおけ。さあとっとと始めるぞ。 計画はどこまで進めたんだ?」 ジョナサン 「ディオ?僕の計画表書き直したんだけどこれ・・って もう飲んでるし!!僕何も反抗的な態度取ってないよ!?」 ディオ 「酒ッ!飲まずにはいられないッ!これもお前の せいだぞ!!」 ジョナサン 「言ってる事が理不尽だよ!!身に覚えがないよ!?」 ジョセフ 「・・・・見てられないんだけど、どうしたの?」 DIO 「なんでも昨日の夜、歓楽街でジョナサンを見つけたので、 叱ろうとして肩をつかんで引き寄せたらしいんだが それがただのジョナサン似の(後ろ姿が) 女だったらしいのだ。そこまではいいんだがその女が またしつこかったらしくてな、ほら弟があの容姿だろ? 一目惚れされてしまって付き合ってくれなきゃ死ぬと 町の真ん中で叫びまくってな、えらい恥をかかされたと 憤慨して帰ってきたんだ。」 ジョナサン 「気の毒かもしれないけど僕のせいじゃないよ!」 ディオ 「いいや!お前のせいだ!責任取れ!俺を慰めろ! とりあえず尻を貸せ!俺は寝る!」 ジョナサン 「意味がわからないよ!寝るつもりなら自分の 部屋で寝ればいいだろ!?」 カーズ 「お前の尻を枕にしたいのだろう?その程度の 要求で済んでいる内に言われたとおりにした方が 利口だぞ。」 ジョナサン 「じゃあ枕あげるよ!布団も引いてあげるから!」 ディオ 「尻!」 ジョナサン 「途中でオナラが出たって知らないからね!!」 ディオ 「ほぅ・・・俺が寝ると判ってお前はそう言うことを 言うのか・・・。なら出ないように何か尻にでも 入れておくとするかな・・・。なるべく太いのが いいなァ・・・。」 ジョナサン 「DIO!ちょっと・・・彼本気じゃないよね?」 DIO 「やるかも知れんな、俺は知らんぞ。」 ジョセフ 「兄ちゃん!超逃げて!」 カーズ 「美しい兄弟愛だがいいのか? その時はお前ら二人のどちらかが犠牲になるぞ。」 承太郎 「バカ兄の尊い犠牲は無駄にしないぜ。」 ジョセフ 「ノーーッ!お約束乙!ここは俺に任せてジョセフ お兄様も逃げてって言うところだろ!この愚弟が!」 DIO 「殺し合いや喧嘩を止める気はないが、後にしてくれんか。 余り前置きが長いと俺も酒を飲みたくなって 弟と同じことを口走るかもしれないぞ。」 カーズ 「俺もそうなるかもな。」 承太郎 「・・・・・。」 ジョセフ 「・・・・。」 ディオ 「おっ、これなんかいい。少し細いがな、うん?これ・・ まさか・・・・?」 ジョナサン 「あっ!それは呪いのこけし!触ると暴れるよ!」 ディオ 「・・・・・。」 カーズ 「・・・・暴れたな・・・。」 DIO 「・・・お前ら・・・これ・・どうしたんだ?」 ジョナサン 「どうしたって言われても、朝起きたら床においてあって。」 ディオ 「・・そうかそうか・・・仕方ない、 お前らは思春期真っ只中だもんな。 未知の快感を求めたくてつい手が 伸びたと言うわけだ。初心なフリをして皆でハメまくって 遊んでいたのか?うん?」 承太郎 「・・・?意味がわからねーな。」 DIO 「・・・それは大人の玩具だぞ。下半身の穴とかに いれて楽しむ類のな。どうやって手に入れた?」 承太郎 「・・・。(知りたくなかったがやっぱりそうかよ・・。)」 ジョセフ 「は!?だから兄ちゃんが朝起きたら床に 置いてあったっていったじゃん!」 カーズ 「嘘乙。」 ジョセフ 「嘘じゃねーよ!先生の癖に生徒が信じられねーの!? (あ、俺今いい事いった!)」 ディオ 「じゃあ誰が置いたんだ?」 ジョセフ 「し・・・しらねーけど・・。」 DIO 「ジョナサンが購入したわけじゃないならジョセフか 承太郎しかいないだろうな。どっちが買ったんだ? もう認めたらどうだ。」 承太郎 「買ってもいないものを認められねーな。」 カーズ 「じゃあ誰が買ったんだ?」 ジョセフ 「だから・・・。」 ディオ 「誰かがお前らの部屋の中に入っておいたというのか? どうして?何のために?」 カーズ 「ちゃんと答えなければ質問から拷問に変わるぞ。」 承太郎 「その台詞あんたの台詞じゃねーだろ?」 ディオ 「ジョナサーン、ほら尻を寄越せ!使い方を その身で教えてやる。」 ジョナサン 「やめてぇーーー!!!」 承太郎 「待ちな!確かに俺達が買ってないという証拠はねえ。 だが逆に俺達が買ったという証拠もねーだろ? 疑わしきは罰さずじゃねーのか?」 DIO 「ふん、いっちょまえに・・。だが確かにその通りだな。 まあこのこけしの事は保留だ。おい弟よ、お楽しみの最中 悪いが、今苛めるのはやめてやれ。証拠がつかみ次第 好きなだけ苛めてやるといい。」 ジョナサン 「ハァハァ・・・。」 ディオ 「ふん、仕方ない。後での楽しみに取っておくか。 おいジョナサン尻寄越せ。安心しろ、寝るだけだ。」 ジョナサン 「部屋に帰ってよ!!」 気を取り直して計画表見直し中。 DIO 「承太郎、こことこことここが甘い、書き直せ。」 カーズ 「ジョセフ、誤字だらけだぞ、しかも読みづらい。」 ディオ 「すうすう・・・。」 ジョナサン 「DIO!!弟さんが寝てるけど!! 僕はどうすればいいんだ!」 DIO 「俺が見てやる、ふむジョナサンもやはり詰めが甘いな。 甘いのは好物だけにしておけ。とどのつまり三人とも 書き直しだな。なに、どうせ今日は一日中雨だ。 ゆっくり書き直せばいい、疲れたら姿勢を崩して書けばいい。 ジョナサンのように寝ころんで書いてもいいぞ?」 ジョナサン 「ディオが僕のお尻を枕にしてるから 寝転がるしかないんじゃないか!!」 ジョセフ 「フー・・助かった、ただでさえ堅苦しかったからな。」 カーズ 「まてジョセフ、お前は正座だ。」 ジョセフ 「なんで俺限定!?」 カーズ 「姿勢の乱れが字に出ている、どうせ下手な字なのだから 姿勢位きちんとしろ。」 承太郎 「上手いこと言うな・・・。」 ジョセフ 「ノー―――!!苛めだ!!DIOは姿勢を楽にしろって いったじゃんか!それに正座なんかさせられた日にゃ 早く苦痛から逃れたいからもっと字が乱れる自信があるぜ! いいのか?それでもいいのか!」 カーズ 「構わない、乱れたら罰を与えてやるというのはどうだ? ほーら、やる気が沸いてきただろう?」 ジョセフ 「どS教師!!承太郎!覚えてろ!」 承太郎 「なんで俺なんだよ・・・・。まったく・・・ 下らねーこと言い合っている間に茶が冷めちまった。 ・・・・・・ゴク・・・・ぐ・・!?」 DIO 「こら、それは俺達が飲もうと思っていたウオッカの緑茶割りだ。」 承太郎 「な・・・!?勝手に・・・し・・ しかもウオッカとか・・・!」 ジョセフ 「兄ちゃん大変だ!承太郎が!!(あ・・・そうだ・・・ 俺も飲んじまおうかな・・・酔ったふりをいいことに この地獄から逃げる口実が出来るかも・・・。) まさか俺のも・・・?(※芝居) ゴク・・・ぐはーー!?(き・・きつー!?)(※本音)」 ジョナサン 「ち・・・ちょっと何があったの!? ディオのせいで見れないんだけど!!」 ディオ 「すうすう・・。」 ジョナサン 「もーーーーーー!!!」 カーズ 「お前の弟たちが酒飲んでひっくり返ったぞ?」 ジョナサン 「DIO!?二人に何したんだ!」 DIO 「なんで俺のせいになる?確かにウオッカの緑茶割りを 湯呑に入れておいたが、別に飲むように勧めた訳ではないし 普通匂いで飲む前に気付くだろう。」 カーズ 「部屋が菓子臭いから判らんのだ、 食い散らかすなといういい教訓だ。」 ディオ 「すうすう。」 ジョナサン 「あ・・・あんまりだー!!」 DIO 「まあまて、急性アルコール中毒にはならんと思うが 大丈夫かは確認しないとな、うむ・・・大丈夫そうだ。 後で水を飲ませ、そっとしておけば多分平気だろう。」 ジョナサン 「でも・・・これからどうするの? とても計画表どころじゃないよ?」 DIO 「そうだな、代わりにあのこけしの謎を解明しようと思う。」 ジョナサン 「ど・・・どうやって・・・? あ・・・あれ・・?この音・・・なに・・? 携帯とかのマナーモードの音じゃないよね・・・? ・・・って、うわっ!!」 ジョセフ 「うなぎうなぎーー!!」 ジョナサン 「ジョセフ!起きて大丈夫なのかい!? 寝てなきゃ!!」 ジョセフ 「兄ちゃん!このウナギ活きがいいよ!! はい、あーーん。」 ジョナサン 「わーーーー!!ジョセフ、それウナギじゃないよ! 完全に酔っぱらってるじゃないか!DIOの馬鹿!!」 DIO 「ボソ・・・計画通り・・・。」 ジョナサン 「今なんて!?」 DIO 「気のせいじゃないのか?ジョセフ、承太郎に渡せ。 半分日本人だからさばくのが上手い筈だ。(※こじつけ)」 ジョセフ 「オー――ケイ!!承ちゃん、はいっ!!」 承太郎 「ぐゎあああああああ!?て・・・てめっ・・ なにしるれられ・・・・▽?○※・・・!!」 ジョナサン 「わーーー承太郎も酔ってる!!!」 DIO 「楽しくなりそうだな・・・・。」 カーズ 「ああ・・。」 後編に続く 後編へ |