ジョルノ 「みなさんお疲れ様でした。」 ジョナサン 「全くだよね、お疲れさま。」 承太郎 「思い出したくもねーが・・・確かに疲れたな(精神的にな。)」 ジョセフ 「もぐもぐ。」 承太郎 「・・・・・ところでこの反省会はDIOがらみの「全裸対戦」での 反省会だったはずだよな・・・? なんで関係ない奴が二人もいるんだ?」 ジョセフ 「もぐもぐ。」 承太郎 「おめーの事を言っているんだよ、おめーの。 何さっきからわき目もふらずケン○食ってんだ。」 ジョセフ 「俺だって全裸になったぜ?まー確かにDIOとは無関係だけど。 それにこれはおめーのじーさんに頼まれたんだぜ? 「わしゃ持病の腰痛が酷くなって会話に参加できんから、お前に頼む、 ケン○も置いてあるから」って。」 ジョナサン 「えっ?大丈夫かな、僕でよければ後で見てあげるよ、 治るかもしれない。」 承太郎 「ご先祖さん、ほっときな。どうせ嘘に決まってる。 俺に嫌味言われたくないから任せたんだろうよ。」 ジョナサン 「ならいいんだけど・・・。それにしてもこのチキン美味しいね。 このスコーンみたいなやつも、はちみつかけるとおいしい!」 ジョセフ 「ご先祖さんて昔の人だから、ケン○しらないのかー。 食えるチャンスがあってよかったな。」 承太郎 「本当にこいつで爺の代打がつとまるのかよ・・・。」 DIO 「まあ、いいではないか。じじいより若い方が楽しい。」 承太郎 「何を楽しむ気だ・・・?」 【全裸対戦反省会】 ディオ 「ところであと一人関係ない奴とは誰の事だ?」 承太郎 「そりゃあんたの事・・・いや、あんたもDIOだったよな・・失礼。」 ディオ 「ジョナサン、何故俺からそんなに離れている?普通俺の隣だろ?」 ジョナサン 「この反省会は「悪側」と「正義側」に分かれているんだ! 一緒にいたらおかしいだろ!」 ディオ 「俺とお前は義兄弟だろ?身内の様なものだ、何を水臭い。」 DIO 「それを言ったら息子のジョルノも俺の傍という事になるな。」 承太郎 「いかない方がいいぜ、噛まれるぞ。」 DIO 「あの、「お前を吸血鬼にしてやる」発言だろ?ありゃクライマックスを 盛り上げるために仕方なく言ったセリフだ、本心ではない。 それにお前らジョースター一族を吸血鬼にしている つもりならとっくにしている。 俺たちの部下よりも戦力になりそうだからな。」 承太郎 「そういや、そうだな。何故噛まなかったんだ?」 DIO 「俺はお前らのその青い瞳と優しさを帯びた顔が結構気にいって いるんでな・・・。それに吸血鬼にしたからと言って 心が悪に染まるわけではないだろうし・・・。」 承太郎 「ふーん・・・。」 DIO 「噛まれたかったのか?実は噛んでも必ず 吸血鬼になるという訳ではない。 「性的快感」は感じるらしいから噛んでやろうか?」 承太郎 「断る!」 ジョセフ 「俺だけ目はグリーンなんだよな・・、ちょっと疎外感・・。」 ジョナサン 「でも緑もエメラルドみたいで綺麗だよ?」 承太郎 「そういやおめー、ご先祖さんに近いくせに緑だな。」 ジョルノ 「リサリサさんっていう女性に目の色や目の形が少し 似ているような気がします。血のつながりがあるので?」 ジョセフ 「え?ないない!でも似てる?シーザーにも言われたな、 そういや・・・。」 承太郎 (・・・爺のおふくろがリサリサって名前だったよな・・確か。) DIO 「お前の目はジョナサンによく似ている、ただし少しつり目だがな。 だがつり目でもジョナサンと同じで丸っこい目なのはかわらんな。 そんな目で睨んでも子供も泣かんだろう。」 ジョナサン 「酷いよ!ずっとそんなふうに思っていたのか!?」 ジョセフ 「悪かったな!シーザーと同じような事言いやがって! どうせ俺は切れ長の流し目じゃねーよ! あ・・・そういや俺のまわり、みんな切れ長の流し目な男ばっかだ。 くそ・・・なんか劣等感・・・。 」 ディオ 「ところでジョナサン、俺がお前をかまないわけは聞かないのか?」 ジョナサン 「うん。」 ディオ 「おいっ!」 ジョルノ 「僕はどっちを父さんと呼べばいいんです?」 DIO 「あ、それは俺だ。そっちの俺はジョナサンと混じり合っていないから 父親ではない。まあ親戚のおじさんとでも思え。」 ディオ 「ちょっとまて、おじさんではない!お兄さんと思え! いや・・・そんな事より混じり合ったという言葉は不快だぞ。 正式にジョナサンと混じり合ったのはこの俺だぞ?」 ジョナサン 「デ・・ディオ!!子供のいる前で!少しは慎んだらどうだ!!」 DIO 「お前が体験したことは俺も体験している、 どっちの意味でもその言葉に違いはないぞ。 それを言われたら承太郎だって・・・・なあ?」 承太郎 「それ以上言うんじゃねえ(# ゚Д゚)ガキがいるんだぜ・・?」 ジョルノ 「あの・・僕・・・席をはずしましょうか?」 DIO 「気を使うなジョルノ、こいつもガキだし、 昔の俺達やジョナサン以外はみんなガキだ。 どんなに背が高かろうが、態度がデカかろうがな。」 ジョセフ 「こいつ態度デカそうだもんな。」 承太郎 「おめーに言われるとは思わなかったぜ・・・・・。」 ジョルノ 「あの・・・皆さんも全裸になったわけですが・・・。 全裸になったことで何かあったんですか・・・?」 ディオ 「知りたいのか?ませた小僧だ・・・。そうだな まず俺が話そう・・・俺とジョナサンが裸になった時は・・。」 ジョナサン 「わーーーーー!!!!えーーと!恥ずかしい事があったんだ!! それ以上聞いちゃいけない!!判ったね!!」 ジョルノ 「は・・・はい・・。」 DIO 「次はジョセフと言いたいところだが、今回は俺がらみという事で 承太郎が先だな、俺と承太郎のなれそめだが・・・。」 承太郎 「それ以上言ったらぶっ殺す・・・! たのむジョルノ・・・誰だって知られたくない ことがあるんだ、詮索しないでくれ、判ってくれるよな・・・?」 ジョルノ 「も・・勿論無理に言わなくてもいいです。」 ディオ・DIO 「ボソボソ(後で教えてやるからな・・・。)」 ジョナサン・承太郎 「余計なことするな!!」 ジョセフ 「お前ケン○食べないの?美味いのに。」 ジョルノ 「僕、鶏肉苦手なんです。」 ジョセフ 「フライドフィッシュならどうよ、ビスケットもあるぜ?」 ジョルノ 「あ・・それなら・・・。」 承太郎 「こいつ、さっきから他人事みたいな顔しやがって・・・。 そういえば爺が言った事を思い出したんだが・・・・。 おめー全裸対戦のさなか勃起したって言ってたな、あれどういう事だ?」 ジョセフ 「ぐ・・!何故それを・・・・。」 ディオ 「勃起ならジョナサンも・・・・・。」 ジョナサン 「わーーー!わー!わー!!」 DIO 「・・・・。」 承太郎 「言うんじゃねーぞ!」 ジョセフ 「い・・・言っとくがな!別にいやらしいこと考えてた訳じゃねーし やらしいことをしていたわけでもねーぞ!」 ジョルノ 「いやらしいこと?」 DIO 「もう十五なんだから、いやらしい事くらいわかるだろ?例えば・・。」 ジョナサン・承太郎 「言うな!!!」 ジョセフ 「とにかく!勝手に勃起したんだから仕方ねーだろ! はい!これでお終い! まったく・・・下らねーこと思い出させやがって・・・ せっかくのケン○がマズくなるぜ・・・。」 ワムウ 「お前勃起してたのか?」 ジョセフ 「しつこ・・・ってワムウ!?なんでここにいるんだ!!」 ワムウ 「歴代の戦士たちが集っていると聞いて、興味が沸いたから 来たのだが・・・・。いけないのか?」 DIO 「ここは俺に抱かれる可能性のある者たちの集う場所だからな、 そういう意味ではお前は無関係だ。」 一同 「聞いてない!そんな話!」 ワムウ 「よく判らんが戦いに関係ないのならいても仕方ないな。 しかし、勃起していたとは・・・。」 ジョセフ 「ち・・ちょっとまて!!さっきも言ったけど 欲情したからじゃねーぞ!!そこんとこ誤解すんな!!」 シーザー 「ジョジョ!さっきそっちに柱の男が・・って・・貴様!」 ジョセフ 「わーーシーザーまで!なんでここに!!」 シーザー 「お前が皆さんに迷惑かけていないかと心配になったから来たんだが 柱の男がそっちに入っていったもんでつい・・。」 ワムウ 「俺に何の用だ?俺と戦いたいのか?」 シーザー 「ああ、戦いたいさ・・。親友の弔い合戦、そして ジョジョの屈辱を晴らすために!」 ジョセフ 「えっ?屈辱って・・・俺別に・・・。」 シーザー 「強がるんじゃない・・・。俺にはわかっているんだ。」 DIO 「お前はジョセフが勃起していたという事は知っていたのか? ほら・・・全裸になった時があっただろう?」 ジョセフ 「だァーー!言わないで×2 この胸が叫んでるゥ!!!」 シーザー 「・・・・俺は見ていない・・・。だが仕方ない事だ・・・。 全部柱の男(お前ら)たちのせいだからな・・・!」 ワムウ 「俺のせいで勃起したと言うのか?」 ジョセフ 「違う違うー!!!勝手に話を作んなよ!! お前ら、こ・・子供がいるのが見えないのかよ!! こんな所でそんな話するの非常識だろ!!」 シーザー 「はっ・・!す・・すまない。この話の続きは違う所で・・・いいな。」 ワムウ 「よかろう、お前もこい。お前がいないと話にならん。」 ジョセフ 「ちょ・・二人で話してくれ!!俺はここでケン○食いたいんだ!! てゆーか、もうその話には触れたくないんですがっ!!」 シーザー 「ケン○位後で食わしてやる!いいから来い!」 ジョセフ強制退場 ジョルノ 「・・・。(僕さっきからダシに使われているな・・・。)」 承太郎 「ところでよ・・これ反省会だよな。 反省らしいことが一言もないんだが。」 ジョナサン 「承太郎の言う通りだよ、何か反省することはないのか?」 DIO 「反省だと?山ほどあるさ。まず俺から言おう。 第三部の全裸対戦はエロが殆どと言っていいほどなかった。 終わり方もあいまいだったし・・・。」 承太郎 「・・・。それだけかよ・・?」 DIO 「他にはない。」 承太郎 「反省ってそっちの反省かよ!! 期待はしていなかったがな!あほらしい!俺は帰るぜ!」 DIO 「なら何を反省しろと言うのだ? エロ行為以外の事であるなら言ってみろ。」 承太郎 「エロ行為以外反省してほしい所はねーんだよ!! だがな、これだけは言っとく、もうやるんじゃねーぞ!」 DIO 「それは約束できんな。」 承太郎 「たいした注目もされねーのにか!」 DIO 「注目されようがされまいが俺が楽しいからやる。 それが俺のたった一つのシンプルな答えだ。」 承太郎 「人のセリフパクるんじゃねー!! ご先祖さんもジョルノも早くここから出ていった方がいいぜ。 いても時間の無駄だ・・・あばよ!」 承太郎退場。 ディオ 「ふう・・・騒がしいのが減ってくれて助かった・・・。 これからは大人同士でしっぽりと・・・・なあジョナサン? ・・・おい小僧、空気読め。あっちでパパと遊んでいろ。」 DIO 「そうか、ジョルノ。パパと寝室で遊ぶか。」 ジョルノ 「パパって言わないでください、何故寝室でなんです。 それにその手つきはなんです?恐怖を感じるのですが。」 DIO 「手ぐらいいいじゃないか。」 ジョルノ 「それより僕、二人にいろいろ聞きたいことがあったのに。」 DIO 「二人とは俺とジョナサンか?」 ディオ 「まあ、そりゃそうだろうな・・・しかし小僧。 それは後にしてもらおうか・・・一時間・・ いや、三時間は待ってもらおう。」 ジョナサン 「そんなに長い間冗談じゃないぞ!?ジョルノの方が優先だ!! DIO!君は勿論ジョルノの味方なんだろう!?」 DIO 「そこまで言われたら仕方ない、ヴァニラを呼ぶか。」 ディオ 「またあの男とスタンドとやらか!俺はどかんぞ!」 DIO 「プッチでもいいぞ?お前と会話したがっていたしな。」 ディオ 「ぐ・・・(あの男はちょっと苦手だ・・・。) 仕方ない!ジョナサン!終わったら時間は空けておけよ!」 ディオ退場 DIO 「やれやれこれで本当の親子水入らずだ。おいジョナサン。」 ジョナサン 「な・・なんだよ。」 DIO 「愛してるぞ、戦いの最中それらしいことを 言えなくて済まなかったな。 だがな、あえてお前への思いは心にしまい込んでおいたのだ。」 ジョナサン 「ずっと心にしまい込んでて良かったのに!!」 ジョルノ 「あの・・・。」 DIO 「そんな心配そうな顔をするな、お前だって愛しているぞ。」 ジョルノ 「い・・いえ、そういう心配をしたわけじゃ・・・。」 DIO 「全く、この全裸対戦の中で一番心残りを残したのは 第一次でも第三次でもない、第五次全裸対戦だ。」 ジョナサン 「そうかい?僕は歴代の全裸対戦の中でも 一番君を評価できると思ったけど。」 ジョルノ 「そんなに歴代は酷かったんですか?」 ジョナサン 「酷いなんてもんじゃ・・・僕たちの立場を無視して 欲望のままに好き放題してくれたからね。 承太郎の時は詳しく知らないけど「死んでも口にしたくない」って 言っていたからよっぽどなんだろうね。」 ジョルノ 「戦いの中でも思ったんですが、 割とわがまま勝手にやる人なんですね。」 DIO 「おっと、俺をディスるのはそこまでだ。それよりジョナサン。 俺の評価できるところとはいったいどこだ?」 ジョナサン 「そうだね、一つは敵から我が子を守ったことかな?」 DIO 「ああ、あれか、そりゃあそうだろう。親としてそれくらい当たり前だ。 (本当は邪魔だったからなんだがな・・・。)」 ジョルノ 「そういえば、今日ディアボロはいませんね。 てっきり来ると思って覚悟してたんですが。」 DIO 「親の俺がそれを許すと思うか?奴にとってお前はネズミも当然だ。 会ったら死ぬまでいたぶるだろう?俺が体を張って阻止したんだ。 (本当は今回の事は黙っていただけなんだが。) しかしなんだな・・承太郎から後のラスボスとやらは ひょろひょろした奴らばっかだな・・・・。 だから俺のように一度もリベンジ出来ず一回こっきりで消滅するのだ。 まったく・・・正直不安になる。」 ジョルノ 「そういえば、全裸になったあなたは凄かったです。 自分ともディアボロとも全然違くって・・。 大きくてたくましくて・・・まさに「漢」って感じでした。」 DIO 「うーん・・・それ程でもない・・昔の俺の方が大きかった。」 ジョナサン 「何処見て言っているんだ!! 体の事を言っているに決まっているだろ! 僕の股間をディスるのやめてくれないか!」 DIO 「何だ体のことか、ふふふ。さぞ抱かれたかったろう?」 ジョルノ 「いいえ。」 ジョナサン 「可哀想に、組み敷かれたときさぞ怖かっただろう?よく耐えたね。」 ジョルノ 「まさかそういうことをする人って思っていなかったんで・・。 僕は男だったし・・・、でも改めて警戒したいと思います。」 DIO 「ジョナサン、よけいなこと言うな。警戒されたではないか。」 ジョナサン 「いっとくけど僕だって警戒しているんだよ?」 DIO 「ふん、まあいい、その方が犯りがいがある。 それでジョナサン、俺を褒めるのはそこだけか?」 ジョナサン 「なんだろう・・・今の言葉で急に褒めたくなくなったけど。 ま・・まあいいや。もう一つはやっぱり卑猥な事をしなかったことだね。」 DIO 「それだ・・・その事が俺の第五次全裸対戦の不満の一つだ。 第五次・・・という事で俺は部外者扱い・・・。 関係無い事や目立つことは絶対にしてはいけない決まりだ・・・。 俺がどんなに、ジョナサンへの愛を口に出したかったか判るか? 俺がどんなに息子とディープな事をしたかったか判るか?」 ジョナサン・ジョルノ 「判りません。」 ジョルノ 「でも父さん、ディアボロよりとても目立っていましたけど? 少し彼が気の毒だなと思うくらいに・・。」 DIO 「それは俺の人徳だ、仕方あるまい。 控えめにしててもどうしても出てしまうのだ。」 ジョナサン 「人徳はともかく、伊達に何シリーズも出てないしね。」 DIO 「あの男と俺が徹底的に違うのは「愛」への執着だ。 アイツは愛する者がいないのだ、俺と違ってな。」 ジョナサン 「少し可哀想だね、愛する人がいないっていうのも。」 DIO 「ジョナサン、あんなヒョロヒョロがいいのか? 冗談でも許さんぞ。」 ジョルノ 「ヒョロヒョロって・・・彼だって 決してやせ細っているわけでは・・。」 ディアボロ 「誰がヒョロヒョロだと?スタイリッシュなボディと言ってもらおうか。 俺から言わせれば筋肉があればいいという問題ではない。」 DIO 「何故ここに来た、折角黙っていたのに。」 ジョルノ (体を張って阻止したのでは・・・?) ディアボロ 「ふん!お前に似た男が教えてくれたぞ。 自分の憎むべき親子が仲良く話し合っているとな。」 ジョナサン (・・・・ディオの事だな・・・。よっぽど僕と DIO達を離したいらしい・・・。) ディアボロ 「何もできないこの小僧とギャングのボスであるこの俺が 戦って自分が不利になるのはどうしても腑に落ちないと 思ったんだが・・やはり悪党でも子は可愛いか・・・。 卑怯な手を使いやがって・・・。」 DIO 「当たり前だ、俺は妻と子をこよなく愛している。」 ジョルノ 「え・・でも僕の母親は・・・。」 DIO 「妻とはあの女の事ではない、勿論ジョナ・・ぐはっ!」 ジョナサン 「(事情を知らない人の前でへんな事を言うな!!)それが 親子というものだよ・・・。君は判らないのか?」 ディアボロ 「下らんな・・・、愛などいらぬ、俺が欲しいのは 俺の思い通りに動き、俺の為に命を投げ捨てられるものだけだ。」 ジョナサン 「何か君と通づるものがあるんだけど・・・。」 DIO 「一緒にするな、愛が違うと言っただろ? だが貴様に息子はやれん。「愛」を知らぬ者に 我が子を託せると思うか?諦めて帰るんだな。」 ディアボロ 「えっ?」 DIO 「それにそんなヒョロヒョロな体の男に息子は不釣り合いだ。 俺と似たような逞しい体格、俺に負けず劣らずの容姿、加えて 俺位人望の厚い人間・・・最低でもこの三点が揃ってなければ 息子はやれん・・・判ったな?」 ジョルノ 「えっ?」 ディアボロ 「ちょ・・・だれがこの小僧が欲しいと言った!」 DIO 「息子をレイ○しようとしただろ?ばっくれるなよ? 見ていたんだぞ。」 ディアボロ 「レ○プしようとしたのは認める!だが「愛」などない! 一生消えない傷をつけてやろうと思っただけだ!」 ジョナサン 「二人ともいい加減にするんだ!子供の前で破廉恥な事ばっかり! 可哀想に、落ち込んでいるじゃないか!」 ジョルノ 「と・・・父さん。」 DIO 「お前の為だ、あの男は止めておけ。」 ジョルノ 「い、いえ・・ディアボロの事ではないんです。 そうではなく・・ 僕には好きな人がすでにいるんですが・・・・。 体格以外の他の二点は揃っている人なんですけど・・・。 父さんほどではないですが 体は引き締まっていてスタイルもよくて恰好いいんですよ?」 DIO 「俺ほどにたくましくなければダメだ、諦めろ。 やはりお前は俺の傍にいる方がいいようだな。」 ジョルノ 「認めてくれなければ僕も貴方を父さんと認めません!」 ジョナサン 「そうだぞ!DIO!認めてあげなきゃ僕も 君の・・・つ・・つ・・(←葛藤)妻と認めない!」 DIO 「お前ら、痛いとこつきやがって・・・。 なんだお前まだいたのか、蚊帳の外ならもう帰った方がいいぞ。」 ディアボロ 「黙れ!人をコケにしやがって!だが・・俺はお前が誰が 好きなのか判ったぞ?ふふ・・これは面白い・・・。 せいぜい妨害しまくってやろうかな・・。」 ジョルノ 「彼に手を出すな!」 ジョナサン (ああ・・・やっぱりこの子も好きな人が「彼」なのか・・。) ディアボロ 「焦っているな・・。くくく・・・。 さて・・?どうしてやろうか・・・・。 それこそ貴様の態度次第で考えてやってもいい。 さあ、何をしてもらおうかな・・・?」 DIO 「・・・・・・・。」 ディアボロ 「ンがっ・・・・!?ゴッコ・・・!(←※サザ○さん)」 ジョナサン 「か・・・彼・・・どうしたんだい?」 ジョルノ 「見知らぬスタンドが現れ、ディアボロの口をおさえています。 ディアボロも負けじとスタンドを出したようですが・・・・。 父さんのスタンドがディアボロのスタンドをおさえました。 こうなったら彼に勝ち目はないでしょうね。(実況風)」 ジョナサン 「ふーーん、僕にはさっぱり判らないな・・・。」 ディアボロ 「ぶはっ・・・貴様ら・・・覚えていろー!」 ディアボロ強制退場 ジョナサン 「行っちゃったね、連れていかれたという言い方の方が 正しいかもしれないけど・・DIOの仕業かい?」 DIO 「いや、ヴァニラが機転を利かせてくれたようだ。 本当に気が回る男で助かる。」 ジョルノ 「どんな人です?」 DIO 「俺の事をよく理解している、部下の中では一番信頼できる男だ。 気になるか?この前の闘いでお前の事をえらく褒めていたぞ。」 ジョルノ 「闘いって・・・あの全裸対戦の事ですか? 褒めてもらえるような所、ありましたっけ・・・。」 DIO 「いや、戦い方ではなく体を褒めていた、素晴らしいと。」 ジョルノ 「え?」 DIO 「ところでジョナサン・・・。」 ジョルノ 「ちょっと待ってください! それは衣服着用時に褒めてくれたんですか!?」 DIO 「裸になった時に決まっているだろう?アイツの想像している 俺の少年時代の全裸のイメージを彷彿とさせるそうだ。 ははは、仕方のない奴だ。俺はそんなに貧弱じゃないのに。」 ジョルノ 「さりげなく人の筋肉量をディスらないでください! 何故その人は僕の裸を知っているんですか! どうして見えたんですか!?まさか他にも見た人は いないでしょうね!」 DIO 「お前知らなかったのか?俺達のサイドのスタンド使いは 各自のスタンドを使ってみんな観戦しているぞ。 最も参戦だけは出来ないがな。 まあこっそり見ているから判らないのも無理はない・・・。 大体が自分に関係のある奴か、興味のある奴が 戦っている時に見ているようだな。」 ジョルノ 「ええっ!!(ど・・どうかブチャラティには 見られてませんように!!)」 DIO 「まあディアボロとお前が出ているんだ、 関係のある奴は絶対見ているだろうな。」 ジョルノ 「父さんの馬鹿!!うわああっ!!」 ジョルノ退場 DIO 「・・・今の罵倒、理不尽だと思わんか?」 ジョナサン 「デリカシーなさすぎだよ?嘘でも見てないよって 言ってあげなきゃ・・・・。」 DIO 「下手な嘘は逆に傷つける。 さて、いよいよ二人きりになったわけだが・・・。」 ジョナサン 「ジョルノが心配だから様子見に行くよ。」 DIO 「俺の息子でもあるんだ、俺も行く。」 ジョナサン 「それは止めた方がいいよ、今は逆なでするだけだと思うから。 DIOも早く帰った方がいいよ、いろいろ心配されているんじゃないの? 君の熱烈なファン達に・・・・。」 DIO 「やきもちか?」 ジョナサン 「そんなわけないだろ?マンネリだな全く・・・。 じゃあね、僕は行くから。」 DIO 「まて、それは止めた方がいい。」 ジョナサン 「僕のセリフパクらないでくれ、それとも理由があるのかい?」 DIO 「昔の俺がドアの外で待っているぞ。」 ジョナサン 「あ・・・そ・・そうだった・・どうしよう。」 DIO 「ここに留まるしかないな。」 ジョナサン 「君は?」 DIO 「お前がここにいるのならいる。」 ジョナサン 「いるだけ?何もしない?」 DIO 「何もしないわけないだろう?愛していると言ったのに。」 ジョナサン 「出ていく!!」 DIO 「昔の俺が待ってるぞ?」 ジョナサン 「結局袋のネズミじゃないかーー!!!」 最終的には心配した仲間たちが助けに来て事なきを得た。 結局何を語り合ったのかいまいち不明なまま終わってしまったが 願わくば、もう二度と全裸になりたくないと一同は願うばかりだった。 終 戻る |